リノベーションとは

リノベーション皆さんは「リノベーション」という言葉をご存知でしょうか?

耳にしたことはあるけれど、きちんとした定義はよくわからない方が多いのではないでしょうか?

一般的に「リノベーション」とは、古くなったものをただ作り直す(=「リフォーム」)のではなく"そこに新しい付加価値を創造すること"として認識されています。言い方を変えて説明すると、マイナスをゼロに戻すのが「リフォーム」ならば、マイナスをプラスまで引き上げるのが「リノベーション」と理解していただいた方がわかりやすいかもしれません。

例えば、賃貸で借りていたお部屋のクロスを張替え、畳の表替えをし、故障箇所を使用できる状態に補修する原状回復などが、いわゆる一般的な「リフォーム」です。

一方、住む人のスタイルに合わせて間取りを大幅に変更したり、最新の機能を持ち合わせた設備(キッチンや浴室など)を取り入れて性能向上などを図るのが「リノベーション」にあたります。

近年、この「リノベーション」された中古住宅がにわかに注目を浴びています。

リノベーション事例

3枚引き込みドアを採用する事で、広々リビングや4LDKとしても利用可能!リノベーション事例1

横浜市西区某所、閑静な住宅地に佇むマンション。全体にゆとりのある間取りで、廊下に無駄なスペースがあるなど、いわゆるデッドスペースが多い現場でした。無駄なスペースは全て収納へと作り替え、水回りの配置は使いやすさを考え移設。キッチンは人気の対面式へ変更し、21.5帖のLDKは3枚引き込みドアを採用することで、広々リビングとしても4LDKとしても使用できる間取りへ変更しました。

【Before】
Before
【After】
After

所在地横浜市某所
施工面積95.51㎡/4LDK
築年月1975年
リノベーション費用630万円
竣工年月2014年5月

収納も豊富、明るく広々とした空間に!リノベーション事例2

目黒区に古くから立ち続けるヴィンテージ風マンションの一部屋。面積は広いものの、間口が狭くプランニングに相当頭を悩ませましたが、結果として収納がたくさんある広々とした間取りの空間を創り上げることができました。

【Before】
Before
【After】
After

所在地目黒区某所
施工面積67.41㎡/2LDK
築年月1964年10月
リノベーション費用630万円
竣工年月2014年8月

矢印

当社のこだわり

ほぼ自由な間取りプランニングが可能!!自由な間取りプランニングリノベーションの醍醐味のひとつです。現状の間取りからお客様のライフスタイルにあったプランニングに変更可能です。

例えば2部屋の壁を壊して一部屋にしたり、もっと自由にプランニングしたいという方は、費用はかかりますが思い切ってスケルトン状態にするのも一つの手です。スケルトン状態というのは写真のように躯体のみを残し、全て解体撤去してしまった状態のことを呼びます。
一見狭く見えてしまっていた空間も、全ての壁を取り除くと広く見え、新しく間取りを考えやすくなります。

ただし、躯体そのものは解体撤去することは不可能となりますので、特に水回り等は移設が難しいことがあります。

配管を全て新規交換しています!!配管を全て新規交換築年数が古ければ古いほど、床下にある水道管や排水管が朽ちている可能性が高いです。20年の間、ただ使用され続けただけのものでも錆ができ、錆が大きくなり、水の出が悪くなってしまったり、最悪の場合は配管が朽ちて漏水の原因となってしまいます。

せっかく表向きは綺麗になっても、床下は朽ちた配管がそのまま使われていたら、恐ろしいと思いませんか?
弊社は配管全てを新規で交換させていただいております。

ただしスラブ下といい、躯体の中に埋め込まれてしまっている部分までは交換ができません。

施工後は適合リノベーション検査を行っております適合リノベーション検査「適合リノベーション」とは、リノベーション協議会が定める「統一基準」に則ったリノベーション(検査 → 工事 → 報告 + 保証 + 住宅履歴情報の一連のフロー)が施された既存住宅のことをいいます。

対象とする物件によってR1~R5に区分され、区分所有マンション専有部について協議会が定める「適合リノベーション」が施された既存住宅を「適合リノベーションR1住宅」といいます。

完成確認は「施工部」「デザイン部」によるダブルチェック!!ダブルチェック弊社は施工部とデザイン部が区分化されているため、完成後はまず施工部が構造上の問題、おさまりの問題の有無、製品上の問題の有無等の大きな問題がないかどうかチェックします。

その後、デザイン部による細かいチェックが入ります。弊社のデザイン部は全て女性ですので、小さな傷等、細かい部分までしっかりと確認させていただきます。

お客様から仲介業者様まで、幅広く好評です!!幅広く好評当社では、お客様を仲介業者様にご案内していただいたあとに、アンケートを記入していただいております。右記の場合は、リノベーション物件をいくつか見学されたお客様が当社のリノベーション物件を一番気に入ってくださったことについて書いてあります。

またこういったお客様以外にも、仲介業者様や引っ越し業者の方からも「JPMの物件はほかにも見たことがあるけれど、とてもいいね」とお褒めの言葉をいただいたりと、大変ご好評いただいております!

結局いくらかかるの?(料金)

実際は現場の状況やお客様の理想とするプランニングによって大きく金額は変動しますが、自社施工によってかかった費用の平均を算出し、およそどれくらいかかるのかをわかりやすく表にさせていただきました。

フルリノベーション料金表

  リーズナブルにAプラン グレードアップBプラン
40㎡(約12坪) 300万円台 400万円台
60㎡(約18坪) 400万円台 500万円台
80㎡(約24坪) 500万円台 600万円台

Aプラン一例

キッチン(天板アルミ) 洗面台 浴室 ロータンク型トイレ

Bプラン一例

食洗機付きキッチン(天板人工大理石) スライド収納洗面台

洗濯乾燥機付きユニットバス タンクレス型トイレ エコカラット アクセントクロス

完成までの流れ

1.現場調査
お客様のご自宅を拝見させていただき、調査・実測を行わせていただきます。
このタイミングで部屋の間取り、デザイン、費用等のヒアリングもさせていただきます。
大まかな要望等をお聞かせいただき、お見積もりへと進みます。

2.お見積もり、プレゼンテーション
現場調査から約1週間後にお客様の要望を全て取り込んだ図面とお見積もり金額を提示させていただきます。
何度が打ち合わせを重ね、予算と要望がしっかりとマッチングしたところで工事金額の確定、工事請負契約へと進みます。

3.請負契約
弊社にてお客様と請負契約を締結させていただきます。
契約書には難しい言葉も多いので、弊社スタッフがわかりやすく読み解きながら進めさせていただきます。

4.工事開始
着工前に工程や仕様の最終チェックをして、リノベーション工事へと着工させていただきます。
工事着工前の管理組合への申請や近隣挨拶等の手続きは全て弊社にお任せください。

5.中間打ち合わせ
解体工事後、おおよそ躯体だけになった室内でデザインと監督が予定どおりに工事が行えるか確認。
想定外のことが発覚した場合は、この時点で再度打ち合わせをさせていただきます。

6.完成検査
お客様の検査の前に、弊社にて完成検査を行わせていただきます。
R1住宅といい、『適合リノベーション住宅』と認定するための検査を行わせていただきます。

7.施主検査
お引渡しの前に、お客様立会いのもと完工検査を行います。その際、商品の使用方法やお手入れ方法等のご説明もさせていただきます。最終プランどおりのものになっているかどうかの確認をお願いいたします。万が一具合の悪い箇所があった場合はご指摘ください。

8.お引渡し
施主検査終了後、お引渡しを行います。

Q&A

リノベーションに関する疑問Q.リノベーションのメリット・デメリットは?メリットはスケルトン状態(※)から間取りを考えられるので、自分のライフスタイルに合わせた間取り、自分が好きなデザインを構築することが可能となります。
※スケルトンとは骨組みの状態のことです。

デメリットは躯体等の基本的な構造は変えられないので、改修工事にも限界があることです。

Q.中古住宅を購入してリノベーションを考えていますが、購入前から相談できますか?もちろん相談可能です。購入前にリノベーションでどれくらいの金額がかかるのか、予算が決まっている場合はどこまで工事できるのか等、どんなことでもご相談ください。

Q.リノベーション向きの中古物件ってどんな物件?ほとんどの物件がリノベーション可能ではありますが、逆に不向きな物件を紹介します。マンションの場合、壁式構造や壁構造と言われる工法で建てられたもの。こちらは部屋の多くが躯体で囲われているため、思い切った間取り変更が難しくなります。

また管理規約等が厳しく、電気温水器→給湯器への変更ができない等の縛りがある物件もやりたいことに制約が加わることがあります。戸建の場合、躯体がシロアリ被害にあっている、地盤が沈下している等、リノベーション工事に入る前にまず躯体や基礎を直さなければいけない物件は、想像以上に費用がかかってしまうため不向きです。

Q.戸建て住宅でもリノベーションできますか?可能です。マンションに比べて、事前に調べておくべき項目が少し増えます。耐震性能を満たしているか、地盤沈下はしていないか、違法建築物になっていないか等ご相談ください。

施工についての疑問Q.間取りは変更できますか?可能です。リノベーションの最大の魅力となる部分となります。

Q.部分的なリフォームは可能ですか?可能です。水回りのみ、一部屋のみ等部分的に改修することになるのでリノベーションとまでは言えませんが、リフォーム工事は可能です。

Q.自分で商品を買って付けてもらうことは可能ですか?可能です。支給品扱いとなりますので、こちら側からお願いしたタイミングで現場に搬入していただく形となります。取付施工費等は発生いたします。

Q.築20年のマンションですが、給排水管は大丈夫ですか?リノベーションを行う際は、基本的に既存配管を全て新規配管に交換いたしますので心配はご無用です。ただし、交換できる配管は専有部内のみとなりますので、共有部の配管は新規に交換することができません。

Q.耐震性や耐火性を向上させられますか?可能です。特に戸建がわかりやすく、スケルトン状態にすることによって耐震性が足りない部分の補強を行うことができます。 マンションでも同様に見えない部分を見える化することによって建物の補強を可能とします。

Q.リノベーションできない建物はありますか?基本的にはございません。リノベーションを行うにあたって、費用がかかりすぎてリノベーションをするメリットがあまり見受けられないケースはございます。

費用についての疑問Q.リノベーションの相談に費用はかかりますか?無料です。気軽にご相談ください。

Q.設計料はかかりますか?基本的に無料です。耐震診断等の検査が絡んでくると発生する場合がございます。

Q.リノベーション用のローンはありますか?あります。リフォームローンは住宅ローンに比べて金利が高いのがデメリットではあります。

Q.中古でも減税はありますか?あります。物件によって適用できるかどうか調べる必要がありますが、リフォーム補助金制度・住宅ローン控除・贈与税非課税制度等があります。

リノベーション中の疑問Q.工期はどのくらいかかりますか?空き家の状態からスタートして約6~7週間かかります。

Q.工事中、仮住まいや引っ越しが必要ですか?絶対必要という訳ではございませんが、仮住まいをしていただいた方が工事の工期が縮まり、結果的に費用が少なく済むケースもありますのでご相談ください。

メンバー紹介

メンバー●神尾/出来栄えのこだわり
一見目立たない部分の仕上げ、住んでみないと気づかない箇所の収まりなど、細部に至る箇所にまで「職人目線」でこだわります。これからも購入いただいたお客様に住んでいただく過程の中で、さらに評価が高まる仕事を目指しています。

●村上/連携のこだわり
物件を仕入れてくる営業スタッフ、プランニングに携わるデザインスタッフ、内装現場を管理する施工スタッフが、毎日同じフロアで顔を合わせながら仕事をしています。そのため、思わぬトラブルが発生した場合でも、迅速な対応が可能な体制を整えています。

●安西/住み心地のこだわり
古い建物などは当時の生活様式を基にレイアウトされていることも多いため、「ただキレイにする」「ただ交換する」工事に留まらず、今のライフスタイルに合った空間創りを大切にしています。

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